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ヘッドホンで音声を聞きながらパソコンを操作している男女2人

Windows のアクセシビリティ機能

Windows を使いやすくする機能 (アクセシビリティ機能) をご紹介します。

Windows 11 / Windows 10

見ること

全盲でコンピューターの画面を全く見ることができない、弱視で画面が見づらい、一部分しか見ることができない、画面に表示されている色の区別が
しにくいなど、見ることに困難がある場合、画面の表示を変更したり、音声や指など視覚以外の方法で、コンピューターの情報を得ることができます。

  • ナレーター

    画面の情報を読み上げる

    ナレーターはWindowsやアプリなどの画面情報を読み上げる機能です。キーボードやコントローラーによる操作に対応し、タッチ対応デバイスではタッチジェスチャーによる操作も可能です。

    *「ナレーター」は簡易的な読み上げソフトのため、Office 製品などの読み上げを行う場合は、市販のスクリーン リーダー (読み上げソフトウェア) をお使いください。

  • 点字ディスプレイ

    スクリーンリーダーで点字ディスプレイを使用する

    点字ディスプレイ機器をUSBなどでWindowsPCに接続し、ナレーターや市販のスクリーンリーダーと連携して使用することができます。

  • 使いやすいアプリケーションを作成する

    アクセシビリティのための開発

    Windows やアプリケーションやウェブ サイトが、開発者によってよりアクセッシブルに作られると、ナレーターやその他スクリーン リーダーが正常に動きます。

  • 拡大鏡

    画面の一部分や全体を拡大する

    画面全体を拡大したり、一部分を虫眼鏡で見るように拡大できる「拡大鏡」機能です。

  • マウスポインター

    マウスポインターを見やすくする

    ポインターの色や大きさを変えることで、マウス操作を見やすくすることができます。画面にタッチしたときに視覚的フィードバックを表示することもできます。

  • テキストカーソル

    テキストカーソルを見やすくする

    テキストカーソルの太さを変えることで、カーソルの位置を見やすくすることができます。インジケーターを使用すると、カーソルの上下に好きな色で印をつけることもできます。

  • 文字のサイズ

    画面の文字やアイコンを大きくする

    画面の文字やアイコンを見やすい大きさに変更することができます。

  • コントラスト

    画面のコントラストを変更する

    画面がまぶしいと感じたり、文字と背景の差がわかりにくいと感じる場合、コントラストを変更することができます。背景色や文字色のカスタマイズが可能で、見やすい色の組み合わせを選ぶことができます。

  • カラーフィルター

    画面の色表示を変更する

    カラーフィルターを使用すると、画面の赤緑・青黄の色覚補正やグレースケール表示、反転表示を行うことができます。文字と背景色のみならず、写真や動画も色覚多様性に対応しています。

  • 視覚効果

    通知の表示時間や視覚効果を変更する

    通常、通知表示時間は5秒ですが、表示時間を変えることで通知を見逃すリスクを減らすことができます。また、アニメーションなどの視覚効果をオフにすることができます。

下記をクリックすると、主要OS(Windows、iOS/iPadOS、macOS、ChromeOS、Android)における視覚に関するアクセシビリティ機能の比較表が展開されます。

  • 機能WindowsiOS/iPadOSmacOSChromeOSAndroid
    スクリーンリーダー対応対応対応対応対応
    点字ディスプレイ対応対応対応対応対応
    拡大鏡対応対応対応対応対応
    マウスポインター対応対応対応対応対応
    テキストカーソル対応--対応-
    文字のサイズ対応対応対応対応対応
    コントラスト対応対応対応対応対応
    カラーフィルター対応対応対応対応対応
    視覚効果対応対応対応-対応

     

    ※最新の対応状況については、各社の公式情報をご確認ください。

     

聞くこと

聞こえにくい、全く聞こえないという場合、コンピューターのサウンド機能を設定することができます。

  • サウンド通知

    サウンドの視覚的通知と通知の表示時間

    通常、通知表示時間は 5 秒ですが、通知の表示時間を変えることで通知を見逃すリスクを減らすことができます。また、音の通知を視覚的通知に変更することもできます。

  • 聴覚デバイス

    PCに聴覚デバイスを接続する

    Bluetooth LE Audioを搭載した補聴器などの聴覚デバイスをWindowsPCにペアリングし、音声を直接届けることができます。Windows11のみ対応しています。

  • 字幕機能 (ライブ キャプション)

    音声を読む

    ライブ キャプション機能を使うと、音声を画面上のテキストに自動で文字起こしすることができます。
    字幕の文字の色や大きさを調整することもできます。

  • モノラル オーディオ

    左右のスピーカーから同じ音を出す

    通常、多くのオーディオでは右から出る音と、左から出る音を分けています。Windowsでは右の音と左の音を分けず、両方から同じ音を出すモノラルオーディオを設定できます。

下記をクリックすると、主要OS(Windows、iOS/iPadOS、macOS、ChromeOS、Android)における聴覚に関するアクセシビリティ機能の比較表が展開されます。

  • 機能WindowsiOS/iPadOSmacOSChromeOSAndroid
    サウンド通知対応対応対応-対応
    聴覚デバイス対応対応対応-対応
    字幕対応対応対応対応対応
    モノラルオーディオ対応対応対応対応対応

     

    ※最新の対応状況については、各社の公式情報をご確認ください。

     

身体を動かすこと

腕などの障碍 (しょうがい) や怪我により、標準のキーボードやマウスを使用することが困難な場合、困難にあわせたキーボードやマウス、
スイッチなどの機器や音声を使って、コンピューターを操作することができます。

  • 音声入力

    音声でテキストを入力する

    音声入力を有効にすると、Windows 上のどこからでも、マイクに音声で話しかけることで、テキストが入力できます。インターネット接続が必要です。Windows 11 のみ日本語に対応しています。

  • 音声アクセス

    音声でPCを操作する

    ドキュメントやメールの閲覧・作成、web検索やアプリの切り替えなどの作業を音声で行うことができます。インターネットに接続せずに使用することができます。現在、英語のみ対応しており、今後日本語に対応予定です。 

  • 固定キー

    ショートカットキーを入力しやすくする

    2つ以上のキーを同時に押すことが難しい場合、固定キー機能を使用すると、キーを1回ずつ続けて押すことでショートカットキーを実行できます。 

  • フィルターキー

    キーの長押しや連続入力の感度を調整する

    震えなどにより任意のキーを押すことが難しい場合、フィルターキー機能を使用し、キーの長押しや連続入力を無視したり感度を調整することで、意図しない入力を防ぐことができます。

  • マウス キー

    マウスを使わずカーソルを動かす操作する

    マウスの代わりにキーボードのテン キーを使用してマウス ポインターを移動させ操作することが可能です。

  • スクリーン キーボード (OSK)

    入力にスクリーン キーボードを使用する

    PCに物理的に接続して使う外付けキーボードやノートパソコンのキーボードの代わりに画面上のオンスクリーンキーボードで文字を入力することができます。
    画面上のどこにでも設置することができ、大きさも自由に変えられます。
    マウスだけでなくジョイスティックやトラックボールといったデバイスを使って入力することも可能で、スキャン機能にも対応しています。

  • 視線制御

    視線で操作する

    視線制御機能は視線追跡デバイス Tobii 社の Eye Tacker 4C を USB 接続することで視線を使いコンピューターを操作することができます。文字入力も視線で可能になります。

  • キーボードのショートカットキー

    ショートカットキーで操作する

    キーボードのショートカットキーを使用して、アプリやデスクトップの様々な操作を行うことができます。

下記をクリックすると、主要OS(Windows、iOS/iPadOS、macOS、ChromeOS、Android)における身体・音声に関するアクセシビリティ機能の比較表が展開されます。

  • 機能WindowsiOS/iPadOSmacOSChromeOSAndroid
    音声入力対応対応対応対応対応
    音声操作対応対応対応対応対応
    固定キー対応--対応-
    フィルターキー対応----
    マウスキー対応-対応対応対応
    スクリーンキーボード対応対応対応対応対応
    視線制御対応対応---
    ショートカットキー対応対応対応対応対応

     

    ※最新の対応状況については、各社の公式情報をご確認ください。

     

認識すること

集中を阻害する要素を減らしたり、デスクトップの整理をすることで、より集中しやすい環境を Windows で作ることができます。

  • 応答不可モード

    パソコンからの通知を減らす

    応答不可モードをオンにすると、通知を遮断することができます。また、深夜の通知を制限したり、特定のアプリからの通知のみ許可することもできます。

  • フォーカスセッション

    タスクに集中しやすくする

    指定した時間のあいだ、タスクバーに表示されるアイコンのバッジや点滅などの通知をオフにしたり、時計アプリのタイマーを表示させることができます。

  • タスク バー

    デスクトップを整理する

    タスク バーを整理することで効率性を高めます。よく使うアプリのピン留めや、タスク バーの位置・色の変更を行うことができます。

  • 音声認識機能

    入力の手間を省きます

    ドキュメント入力やメール、web 検索を音声で行うことができます。少しのトレーニングであなたの音声を認識することができます。インターネットに繋がなくても音声認識をお使いいただけるので、あなたのプライバシーを守ることもできます。

下記をクリックすると、主要OS(Windows、iOS/iPadOS、macOS、ChromeOS、Android)における発達・認知に関するアクセシビリティ機能の比較表が展開されます。

  • 機能WindowsiOS/iPadOSmacOSChromeOSAndroid
    通知オフ対応対応対応-対応
    フォーカス対応対応対応対応対応
    タスクバー対応-対応対応-

     

    ※最新の対応状況については、各社の公式情報をご確認ください。

     

Windows 8.1/8、Windows 7 について

Windows 8.1/8、Windows 7 のアクセシビリティ機能につきましては Windows のアクセシビリティガイドブックをご参照ください。

本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。